過去の囚われから脱出する

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私たちの多くは過去の囚われの中で生きています。
記憶がベースとなっています。それが「自分」を形成しています。

自分はこんな人。
だからこんなことが起こる。

意識していてもしていなくても、そのように思っています。
今の自分を見てみましょう。そういう思いは必ずあります。

どんな思いがあなたを支配していますか?

私はこんな人。
こんな家族で育って、こんな経験をしてきた。
だからこういう人生を歩んでいる。

と思っています。
その自分や人生に満足していなければ、「私はこうなりたい、こうしたい」と思って、そこで葛藤しているでしょう。

現状に満足せず、こうなりたいと望みを叶えようとすることによって成長できるし、人生も変わっていきます。

だから悩んだり、葛藤したっていいのです。
ただそこにはまって、ネガティブループに陥ってしまうのは避けたいです。

また、誰かのせいにしてしまえば、自分は被害者になります。被害者意識で生きていけば、自分はいつまでたっても「かわいそうな人」です。そんな自己評価で生きる人は「自分はかわいそうな人」として振る舞い、一生を終えていきます。

お葬式の時には「あの人はかわいそうだったねえ」と参列者に同情されることでしょう。でもそれは、本人が自分を「かわいそうな人」と認識していたからです。

すべては自分から始まっています。
過去のカルマが、過去の出来事が、、と思いがちですが、「だからどうした?」と思いましょう。それは過去の出来事です。私たちは未来に向かって生きています。

今の自分を過去に関連づけるのか、まだ見ぬ未来に関連づけるのか?
それはは自分次第です。

「親が貧乏だったから私は貧乏だ」という人もいれば、「親が貧乏だったから私は金持ちになった」という人もいます。

「未来の自分はこうなっている」とそちらを基準にし、その臨場感を感じれば、現実はその未来に引き寄せられていきます。