1万時間の法則とは?
あなたの人生で、一番多く時間とお金を費やしていることは何でしょうか?
「1万時間の法則」を聞いたことがありますか?
1万時間ぐらいかければ超一流になれるという例えです。
何事もある一定の期間や量をやる気を持ってこなすと、それなりにものになります。
「やらされている」と感じながらやっていたり、何の意図も持たずにしている場合は別です。
1万時間といえば、毎日5時間費やすとしたら、5年と約5ヶ月です。
天才と言われる人たちは自ら好んで自分の得意分野に没頭します。
ずっと絵を描いている、楽器を演奏している、スポーツをしている、etc。
その没頭の仕方が天才的です。
凡人はそこまで没頭しないので凡人のままです。
あなたが今何歳であろうと、今からでも何かに没頭すれば、超一流になれる可能性があります。
超一流にならなくても良いとしても、好きなことに没頭できるのは誰しも楽しいです。
料理好きな人は、毎日、料理を研究していけばどんどん上手くなります。
字が下手でも、練習し続ければ上手くなります。
これは、仕事にする、収入を得る、という話ではありません。
結果、そうなることもありますが。
毎日一時間割いて何かをすれば、30年後にはその道のプロになっている可能性があります。
あなたが今60歳でも、90歳には何かの達人になっている計算です。
30歳であれば、60歳の頃。
例えば、空海について知りたいと思って、毎日一時間研究すれば、30年後には空海博士になれます。30年もかからないかも?
それぐらいの時間をかけるつもりで、やり続けることがあるといいですね。
つまり「ライフワーク」です。
30年もかけたくないという人は、毎日10時間費やせば、3年未満で一流の領域に達します。
「時間をかければうまくいくとは限らないでしょ?」と思う人は結果を求めています。
好きなこと、興味あることであれば、1万時間やり続けるのは難しくないどころか、幸せを感じます。
結果は気にしません。
知りたい、やりたいのですから。
例えば、神社仏閣を訪ねる、編み物をする、文章を書くなどもいいでしょう。
ただし、人並みにやるなら、人並みで終わります。
最初は、やりたいことと収入は切り離して考える
「やりたいことがわからない」という人は、お金になること、仕事になること、人の役に立つことをしなければいけないと思ってませんか?
・絵を描きたい
・有名な画家になりたい
この二つは全く違います。
後者は、親を喜ばせたい、優越感に浸りたい、人にちやほやされたい、世界に影響を与えたい、など、秘めた願望があります。
この場合は必ずしも絵を描くことでなくてもいいでしょうから、有名になれそうもないと思ったら、違うことを始めるでしょう。
絵を描くこと自体が好きであれば、有名になるかどうかはともかく描き続けます。
人間観察や「神とは?世界とは?」という哲学的なことを考え続けて1万時間、、という人もいるでしょう。
自分の興味あることを突き詰めていくと、自分はどう生きたいのか?が見えてきます。
あなたが1万時間費やしてもやってみたいと思うことは何でしょうか?
悦月(えつき)