あなたはどう生きたいのか?

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すべては変化し続ける

自然界のものは変化し続けます。
私たちも変化し続けます。

「本当の自分」と言う時、理想化された揺るぎない自分像をイメージしがちです。
が、それもまた、あなたの認識次第で変化、成長し続けます。

「本来の自分」は、スタート地点みたいなもの。
持って生まれたもの、自分の存在理由やエッセンスとなるところの自分。

「これだけは外せない」というものがあれば、それがあなたの信念となっていきます。
しかしそれは絶対のものではなく、変化可能なものです。

生きるのに存在理由はなくてもいいですが、人はそれを欲しがります。

存在価値や存在理由を求めることができる時点で、
あなたの生活には余裕があります。

生きるか死ぬかの戦争やサバイバルライフにいれば、
とにかく今を生き延びることに必死になります。
「なぜ私は存在するのか?」と考えている余裕はないでしょう。

存在していること自体がすでに存在の証です。
理由はいりません。

が、「自分はこのために生きている」と言える何かがあると、
人生の質が高まりますし、生きている甲斐があると思えます。

それは、生きがいや使命でもいいですし、
自分の子供や愛する人のためでもいいです。
趣味に生きることもいいでしょう。

なんのために生きているか?が気にならない人は、
そのまま毎日を楽しめばいいでしょう。

抑圧されていると「本当の自分」を知りたくなる

しかしそれがわからず悩む人もいます。
どう生きていいかがわからず、自分の存在価値を知りたがり、悩みます。
そして、抑圧されない本来の自分はどんなだろう?と憧れます。

まわりの言うことを聞いて生きてきたので、
素の自分であればどう振る舞うのか?が
もうわからなくなっている状態です。

無意識に「いい人」として振舞ったり、
嫌われないように自己犠牲的な行動をしていたり。
人の顔色を伺って、自分をコントロールしています。

「本来の自分」とは、自然体の自分。
自分に対して素直に生きている自然な自分。

無駄に自分を抑圧したり、歪んだ考えを持ったりしないので、
ストレスもありません。

エゴの不安や恐れに支配されず、もっと大きな意図のもとで動けます。
大いなる意図に動かされている感覚。

その状態になった時には、存在理由や自己価値などどうでもよくなります。
そういう疑問すら湧かないでしょう。

動物や草木が「自分はなぜ存在するのだろう?」と悩まないのと同じです。

家畜化されてない野生の人って感じでしょうか。
「自然体」っていうと感じいいですが、「野生」はアウトロー的な感じで、
いい印象を持たない人もいそうです。

いろんなルールに抑圧されてない自分になるには、
これまでに身につけてきたいろいろな観念、信念、価値観、世界観を
変えていかねばなりません。

それがけっこうやっかいです。多くの人がそこで苦労しています。
好きに振舞ったら、まわりに迷惑がかかるのではないか?と思う人もいます。

やらない言い訳はいくらでも出てきます。

変えられない、難しいと思っているから苦労します。
その根底には「変われる」と思っていない自分がいるのでしょう。
でもそれさえも、周りから植え付けられた考えでしかありません。

あなたは無限に選択肢を持っている

大事なのは、あなたがどう生きたいか?を知っていることです。

人や世間がいいと言う生き方をなぞりたいのか?
自分がやりたいと思う生き方を選ぶのか?

その場合は、どんな生き方をしたいと思っているのか?
どうありたいと思っているのか?

そこをしっかりと見ていく必要があります。

本当の自分になりたいと言いつつ、
それがどんな自分なのか?見えてなければ、なりようがありません。
今ば漠然としていても、それを追求していくことで明らかになっていきます。

人の言うことに従うか、自分で道を引き開くのか?
それはあなたが自由に選べます。

その選択肢があることは知っておきましょう。

悦月(えつき)

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