もしあなたが何かにこだわっているとしたら?
それが心の悩みであろうと、身体的なことであろうと、社会のことであろうと、あなたがこだわっているからこそ、それは解決すべきこととして、あなたの前に現れています。
そこには、「・・であらねばならない」という外部から植え付けられた観念が働いていませんか?
人は健康であるべきだ。
人に好かれる人になりなさい。
成功するには努力が必要。
お金への罪悪感をなくさなければ、稼げない。
愛されたいなら、まず自分を愛しなさい。
などなど。
その実現をめざしてがんばる時、ベースになる思いが「それができてない自分」だとしたら…?
そのベースを変えないまま追い求めても、「できない自分ができるようになろうとする」というその構図自体が変わりません。いつのまにか「何かを追い求め、頑張り続ける自分」がコンフォートゾーンとなり、セルフイメージとなり、達成を拒んでしまうことがあります。頑張り続けている自分に満足してしまうのです。達成したらその自分ではなくなると感じて、いつまでたってもそれを求め続けることになります。
あなたが今、問題視していることがあれば、それは、あなたがこだわっているから問題として現れています。
その問題や悩みを解決しようと思う以前に、それを問題や悩みだとするベースになる観念や価値観を今一度見直してみるといいでしょう。
そこに「・・ねばならない」という刷り込みを見つけることができたなら、まずはそれに対して、「それは本当か?」「そうでないといけないのか?」と改めて質問してみましょう。
それを問題視している観念や価値観が変わるだけで、それは問題ではなくなることがあります。
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