「自信を持つ」というと、何かができたり、達成できる自信のことを多くの人は思います。つまり何らかの結果を出す自信です。しかしそれはやってみないことにはわかりません。
「自信がない」は、できるかどうかに確信が持てない。
「自信がある」は、できる確信がある。
しかし本当に自信があることに対しては、「自信がある」とはいちいち思いません。「スマホをすることに自信がある」「服を着ることに自信がある」とは言いません。それは自信云々に関係なく、できると思っています。
「自信がある」も「自信がない」もまだやっていないことに対して、結果が出ていないことに対しての感情的、主観的な思いです。
ならば、自信を持つところを変えてみましょう。
自分にできる自信がないとしたら、どこまでなら自信が持てるのか?
達成することに自信がないなら、挑戦することには自信が持てるのか?
やり続けることには自信が持てるのか?
やろうと思う自分に自信が持てるのか?
結果を出すことに自信がなくても、先がどうなるかわからなくても、それに向かって進むことには自信が持てれるのか?
それは、あなたがそうすることを覚悟できるかどうか?という話であり、自信があるないの話ではありません。
だから何かをするのに自信はいりません。
やりたいか、やりたくないか?
やると決めるか、決めないか。
自分自身との対話です。
「自分に自信がある」とは、どれほどのことを成し遂げたかの結果ではなく、自分がやることに誇りと誠意を持ってやっているのか?やれるのか?ということではないでしょうか?
今は結果重視の世の中ですが、そこばかりを見ると殺伐とした競争に巻き込まれてしまいます。
すでにある結果は、過去の出来事です。それを基準にする必要はありません。過去の自分のデータから、できる/できないと思うのではなく、未来の自分ができていることを信じて、ゴーサインを出しましょう。
あなたがやり遂げたいことが実現している未来では、当然ながらそれは実現しています。
だから今自信がなくても大丈夫です。そちらに進んでいくうちに自信がついてきます。
「自信があるからする」のは、過去の延長線上をなぞっているだけです。
「自信がないけどする」という人が現状の枠を超えて成長していきます。
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