エピソード8:人に気づきや変容を起こすには?

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エピソード7はこちら

大学非常勤講師から手相カウンセリングへ

私は就職する気はまったくありませんでした。
私は20歳で渡英して、日本に戻ってからは芸大という特殊な環境です。
まともに大人の日本人社会に関わったことはありません。
それがイヤで国外に出たところもありますから。

高校生の時に「絶対に満員通勤電車で通うことはしない」「会社での女子の陰険なイジメや差別には関わらない」と決めていましたが、結局、就職すらしませんでした。

院卒業後は運良くその大学の非常勤講師になり、バイトも続けながら制作をしていました。
制作を続けていきたいという思いから就職する気はなく、どうやったら時間を作りながらお金も稼げるか?と考えてました。

色々試していくうちに、自然な流れで手相カウンセリングで起業することになりました。

この頃はカウンセリングや心理学を学んだり、精神世界、スピリチュアル、心と体、ヒーリング、古神道、神話、民俗学、気などの見えない世界などにもっと興味を持つようになってました。

ギャラリーに作品を発表して、、というアートのあり方には疑問を感じ、ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」に共感を得ました。

ギャラリーの中の作品より、人や社会を変えていくきっかけや気づき、感動など、アートによって「人の意識を変えること」に焦点が向かい始めました。アートセラピーにも興味が出ましたが、この頃はまだ日本では教えてくれるところがなく、代わりにカウンセリングを学びました。

エピソード9へつづく

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