自分の人生の起承転結を見てみよう
多くの物語には起承転結があります。
人生にも起承転結があると考えてみてください。
大きな起承転結の中に、たくさんの小さな起承転結があると。
起承転結とは、
起は、物語の始まり
承は、それが発展していくこと
転は、反転、大きな変化が起こること
結は、結末、結果
です。
「起」は、物語の始まりです。
状況説明を加えながら進展していきます。
だんだんどういう状況なのかが見えてきます。
「起」から「承」へは自然な流れですが、気をつけるところは「転」です。
なぜならここでは流れが変わります。
そのため何か起きます。
たいていは今までの平穏な生活が脅かされる何かです。
いわば、コンフォートゾーンが揺るがされてしまいます。
今までと違う価値観、環境、人々など、慣れ親しんできた環境が壊されます。
銀行強盗が人質とともに立てこもり、どうにも動けない状態が続いたのち、立てこもっていた建物に警察が突入して撃ち合いが始まる、
平穏無事に家族幸せに過ごしていると思ったら、夫(妻)が浮気していることが発覚した、
そんな場面です。
「転」の変化に備えよ
人生には、いろんなスパンの起承転結があります。
何十年もかかる長いものもあれば、数分間の中で起こる起承転結もあります。
何が起こるにしろ、「転」の時期は、現状が揺るがされますので動揺します。
思ってもみなかったことが起こりやすいです。
悪いこととは限りません。
待ち望んだことが「キター!♪─(≧∇≦)─♪」となることもあります。
もうそろそろ「転」の時期だなという予感がしたら、心の準備をしておくことも大切です。「転」の後には「結」がくると思えば、より良い「結末」になるように、今から心がけておくことはできます。
「結」に達したとしても、また新たに始まります。わざと「転」を起こして「結」に至り、新しいサイクルを始めるということもできます。
どんなストーリーを、あなたは人生に刻んでいきますか?
なぜ、あなたはそのストーリーを生きていますか?
そのストーリーは他の人が見ても、あなたが思うのと同じに見えるのでしょうか?
自分の視点を離れることができれば、違った「結」が現れるかもしれないですね。
悦月(えつき)