頭の中をゴールのことでいっぱいにしよう

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悩んでもいいけど、自作自演の幻想だよ

こんなふうに考えてみましょう。

この世は幻想である。
自我も幻想である。

となると、悩みも不安も幻想です。

私たちは、存在しないことを存在しているかのようにありありと思い浮かべて重要視し、それに悩まされます。

脳は自分にとって重要性のあるものを優先させて見せてくれます。
それが実際に目の前で起こっていることでも、頭の中の想像だとしても関係ありません。

ないことをあるように感じて、そこにエネルギーを注ぎ込めば、自分にとっての現実となります。

脳はそれに反応して対応します。要するに自分が作り出した不安に翻弄されるわけです。

不安は必要以上にはいらない

不安や恐れは生存のために必要なことです。

大昔であれば、いつ野獣や敵が襲ってくるかわからなかったので、不安を察知することは直接、生存に結びつきました。

しかし現代ではそう簡単には死にませんし、襲われることもありません。日本などはかなり安全です。物理的な危険はかなり減ったと言えます。最近はまた物理的危険は増しつつありますが、それでもまだ毎日着るもの、食べるもの、寝るところがある人がほとんどです。

不安を感じることは必要です。が、必要以上に不安を感じる場合は適切な現状把握と判断ができていないということになります。

脳は事実も想像も関係ない

頭の中の想像(セルフトーク)に気をつけましょう。
目の前に起こっていることを事実のまま受け止るようにしましょう。

勝手な判断や想像を付け加えて自分色に染めないように。

もし自分がネガティブトークをしていたり、不安や心配事が多いと思うなら、何にフォーカスしているかを意図的に変えていきましょう。
そういう思考グセが身についているので、意図的に変えていかないと、記憶から昔の情報を取り出してリンクさせ、それを繰り返します。

未来を生み出すゴール設定をして頭の中の映像を変えよう

不安にフォーカスするということは、その不安が起こらないことをゴールにしていると言えます。しかしそれをすることで、その不安にフォーカスすることになり、その臨場感が増してしまいます。

これはちゃんとしたゴール設定がなされていないことで起きます。自分のやりたいことにフォーカスして、どういう世界になって欲しいかをイメージしているなら、その世界観で頭がいっぱいになります。不安な未来を想像している暇はありません。明るい未来が実現することになっているので、不安は消えていきます。

ゴールを設定することで現れる不安はOK

現状の外のゴール設定をすると、現状のコンフォートゾーンが揺らぐので不安を感じます。この不安はそれでいいのです。現状を揺らがせることは大事です。ちゃんと未来のゴール設定がなされています。

現状のゲシュタルトが壊れると、新しいゲシュタルトを作ろうとします。その時がチャンスです。過去の延長線上に似たような現実を作り直すのではなく、ゴールに向かう新しい自我をその時に構成すればいいのです。

そのためには日頃からゴールについて考えるクセをつけておくといいです。現状のゲシュタルトが壊れるということは、その時の自我が崩れますから一大事に感じます。

しかし日頃からゴールの臨場感を感じているのなら、そちらに向かって自我が再構成され、ゴールに到達しやすくなります。そういう不安は自ら作り出してもOKです。

過去にあった出来事に由来する不安は今までの自我を強めます。同じ失敗を繰り返すまいとして新しい挑戦をしなくなります。するといつまでたっても、その過去から抜け出れなくなってしまいます。

そうならないように、日々マインドの調整をしていきましょう。

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