限界はあなたが作っている
この世界は伸縮自在です。
私たちの認識が深まれば、その分、世界も広がり、深まります。
それは無限大だけど、ほとんど何も進展せずに終わることもできます。
あなたの認識がどれほど深まるか?にかかっています。
空っぽのグラスにあなたは何を見る?
空っぽの透明のグラスがここに一つあるとき、
物理的に「空っぽの透明のグラスがある」とだけ思うのか、
グラスがどのように作られたか、素材は何か?
グラスを発明したのは誰か? その背景にはどういうストーリーがあるのか?
「グラス」の概念は何か?
グラスにまつわる自分の思い出、体験。
物語に登場するグラスの話。
透明という色についての見解、ストーリー、思い出。
空っぽの中に何かを見るのか、見ないのか?
グラスの中の空気に存在するたくさんのホコリや微生物、粒子、温度、etc.まで気づきが広がるか?
この関連リンクは果てしなく広がります。
そのグラスを見た一瞬で、右脳が含蓄していることのどこまでを顕在意識の隅っこででもキャッチできるか?
入ってくる情報をどれほどつかめるのかによって全然見えるものが違ってきます。
また、身体感覚レベルで感じ取っているのと、認識まで落とし込むのとでは、当人の気づき度合いが違います。
縛られた思考から自由になると世界は広がる
すべてのものに対して同じことが言えます。
ここに座ってるだけで、どれほどの情報が入ってくるのか?
それをどこまで感じ取れて、知覚し、認識できるのか?
これは身の回りのことだけでなく、地球の裏側の情報でもかまいません。
情報のレベルになると距離は関係ありません。
許容範囲を超えて情報を受け取りすぎるとエネルギーを消耗してしまいます。
調整する術は先に知っておきたいですね。
しかしそれ以前に、ほとんどの人がたくさんの情報を遮断しています。受け取るのは必要な情報に絞った方が効率はいいけれど、その受け取るアンテナが狭まりすぎ、偏りすぎなのが現代人です。
人生やこの世界について考えるときも同じです。
どれほど人生の気づきを深めることができるか?
どれほど意識の可能性を知ることができるか?
人間の頭で考えられることはほんのちょっとです。
意識を超えて広がる世界に関わり出すと、どれほど豊かな世界が広がっているかは驚きに値します。
悦月(えつき)(p 170923)