サナギから蝶が飛び立ちました!
一昨日、うちの玄関口においていたサナギから、無事にきれいでかわいいチョウチョが羽化して飛んでいきました。畑の野菜を入れて持って帰ったら青虫がついてきたらしく、そのビニール袋の中でサナギになっちゃったんですね。
しかたないから袋のまま玄関口で様子を見てましたら、一昨日、サナギの隣でチョウチョの姿になってました。サナギから出るところは見れなくて残念でしたが、無事に出て飛んでいけて本当によかったです。
今までも何度かサナギ保護したことあるのですが、虫にやられてたり、うまく羽化できなかったりが多いです。今日の蝶は飛んでいけたので、うれしかったです。
サナギ期間中に内的充実を図るべし
人類もこの先、無事に変態を遂げて新時代に向かえたらいいですね。
今、あまり外に出れなくなっている事情が、サナギになるのに似ているなと感じています。
サナギは中でいったんドロドロになってイモムシの面影も蝶の面影もなくなるそうです。
すごいですね。
新しい仕組みができあがるときはそれぐらい解体されます。
サナギ期間中はすごい賭けです。
雨が降ろうが、風が吹こうが、外敵がこようが、何もせずただそこにあるだけです。
これはもう運に任せるしかない。
自分ではどうしようもないから。
昨日飛んでいった蝶も私が気づかずにそのまま袋ごとゴミ箱に捨てていたらおだぶつです。
そんな危ない賭けをしてまで、サナギになって蝶になるという進化を選んだのはどういう流れなんだろう?と気になりますね。
さて人類はそこまでの賭けではありません。
行動は制限されますが、まだ自由のきく軟禁状態です。
が、経済活動が止まることの影響は大きいです。
そのぐらいのことがないと今の世の中、変われないのでしょう。
イモムシがサナギになるときは潔いです。
今日飛び立った蝶は「動かない青虫」の状態からどんどんサナギになりました。「変化したくないよー」「まだ青虫でいたいよー」とは思ってなかったようです。
変化するときは潔く受け入れる。
なすすべもなくじっと自分に起こることを受け入れる。
サナギになると、まったく動かない静止状態が続きます。
が、内面ではどんどんと変化しています。
引きこもりのサナギ期間をどう過ごすか?
外出自粛が言われているこの頃、サナギになるいい時期です。
青虫のように潔くサナギになりたいですね。
サナギから出る時、あなたはどのような姿になっていたいですか?
そのために、この引きこもりのサナギ期間、どう過ごしたいと思いますか?
「いつまで続くかわからないから不安だ」と思って、ストレス抱えて日々過ごすより、「サナギから孵ったらこうなってる」ことを前提として、これからはその準備期間だと思いましょう。
ただしイモムシが蝶に変わるぐらいの価値観の変化ですから、今までの感覚で想定していては役に立たないでしょう。
今までのあなたがイモムシだとしたら、蝶になったらどうなっているでしょうか?
そしてそのために今すべきことをやって有意義に過ごしましょう。
その方が生産的だし、楽しめます。
自然とかけ離れてしまった人類の行く末は?
たかが虫、されど虫。
自然に学ぶことはたくさんあります。
新型コロナウイルス騒動は、人類が自然とあまりにもかけはなれてしまったことへの警告のように感じます。
私たち人類がサナギのように活動をとめることは、地球にとってはとても良い休息と癒しになります。
「地球に優しく」という言葉が流行りましたが、「地球に優しく」と言いながら、その根底には「人間たちのために」が隠れていました。今なら本当に「地球に優しく」が通用しますね。
人間が活動を減らしていることが地震計にも反映されているとのニュースもありました。
人間の活動によるノイズが減ってるそうです。
そんなところでも人間は影響を与え続けてたんだなと驚きました。5Gの影響もいろいろ言われてます。
地球のために引きこもるとしたら、あなたはその間に何をしたいですか?
地球はあなたに何を望んでいるのでしょうか?
悦月(えつき)