私たちはほぼ自動的に動いている
私たちはいつも選択しています。
そのほとんどが自分が決めているようで実は自動的に行われています。
朝起きて、出勤の準備をする。
この時にすでに仕事に行くことを決めています。
「なんで行くの?」と聞けば、「休むわけにいかないでしょ?」とか、 「仕事だから行ってあたりまえでしょ」などの答えが返ってきます。
「仕事だから行って当然」「行かなければいけない」と思っていますか?
行かない選択肢もあります。たまにはそれを選ぶこともあるでしょうが、たいていはあたりまえのように出勤します。
あなたは毎朝、出勤することを選択しているから出勤します。
「今日は休む」という選択肢があるにも関わらず。
会社勤めしてない人は出勤しませんよね。
「出勤する」という選択肢がありませんから。
だからそれを選びません。
「仕事を休め」と言っているわけではなく、そんな風にほぼ自動的に流されているということです。
なぜあなたはやる気が出ないのか?
毎朝、起きた時に「よし、今日も仕事に行くことを私は選択するぞ!」と自覚するのなら、自分で選んでいることになります。
その自覚があるとないとでは、やる気が変わってきます。
「自分で決めて、それをやっている」という自覚があると、やる気が出ます。
自覚がないと、やらされている感や「ねばならない」という強制感が増します。
「本当は家で寝ていたいのに」など思って気持ちが重くなります。
そうなると「あいつが悪い。会社が悪い」と愚痴りたくなります。
そういう自分を選択するのも自分の選択です。
寝ていたいのなら寝ればいいんです。
「私は今日は寝ることにした」と休んだっていいんです。
ただし自己責任で。
自分で決めたことは楽しむと決める
「私は今日は一日寝ていることにした」と決めたなら、ガッツリ寝る!
それを十分楽しみましょう。
罪悪感を感じたり、自分を責めてると、出勤したら、嫌味を言われたり、仕事が増えたりします。
楽しむことができてたら、「体調大丈夫?」と心配されたり、「これやっといたよ」と助け舟が出たりします。
自分の心が投影されていきます。
毎日数え切れないほどの選択を私たちはしています。
今日一日、あなたが何を選択しているか、逐一チェックしながら過ごしてみると、おもしろい気づきがあるかもしれませんよ?
悦月(えつき)