ドリームキラーは変化を嫌う
新しいことを始めようすると、反対する人が現れます。
そんな人たちを「ドリームキラー」と言います。
あなたの夢を壊しにかかる人です。
家族がいい例です。
引っ越し、転職、結婚、パートに出る、介護サービスを受けるなど、
今までと違うことを始めようと思うと、
「やめたがいい」とせっかくの決断をくじいてくれます。
あなたを陥れようとして言っているのではなく、心配して
「うまくいかないからやめときなさい」と助言してくれます。
多くの人は変化することを嫌います。
だから身近な人が変化するのを 嫌がります。
自分の生活にも影響が及ぶのではないか?と心配になります。
とくに家族や会社、仲良しグループなど、
既存の一定の心地良さを共有して過ごしていると、
このままの状態がずっと続くだろうと勘違いします。
誰かが違うことを始めて、状況や関係性が変わってしまうと、
その均衡が崩れます。
「あなたのため」は自分のため
人は予期せぬ変化を嫌います。
現状が変わったら、自分の安全や心地よさが
どうなるかわからないと不安になります。
あなたのためを思って助言しているようで、
実際は自分の保身や嫉妬による場合が多いです。
例えば、独身女子の仲良しグループの中の誰かが結婚することになった。
そうしたら、みんなのその子への態度がガラリと変わった。
嫌味を言ったり、はみごにしたり、態度が冷たくなってしまった、とか。
例えば、夫がサラリーマンで、毎月、給料を入れてくれていた。
ところが、「会社を辞めて起業をする」と言い出した。
「きっとできるよ!」と応援があれば、 挑戦する気もおきます。
が、当人ですら今の仕事をやめたら収入がなくなる不安があるところに、
「うまくいきっこない、やめたほうがいい」とさんざん叩かれたら、
挑戦する勇気はゆらいでしまいます。
専業主婦の妻が「仕事に行きたい」「〇〇を学びたい」と言い出した場合も、
経済的に問題がないなら、夫は家にいてほしいと思うでしょう。
グループの一人が成長しようとすると、同じ歩幅で進んでいると思ったのに、
一人だけ先に行くのか?と嫉妬やら、置いてけぼりを食らう不安が生じます。
そして、あなたを批判し始めたり、態度が悪くなります。
職場でも、誰かがが昇進したり、さらなる進化を遂げようとすると、
嫉妬の気持ちが生まれることがあります。
なので、嫌味を言ったり、いじめに走ったり、自己嫌悪に陥ったり。
自分の「できてない」という気持ちを人に投影してしまいます。
変化しない人たちがいる環境に自分がいるとそうなります。
変化し続ける人たちといよう
しかしそれが気になるのは、自分の覚悟が曖昧だからです。
「絶対にこうする!」と決意が固ければ、反対にあってもめげません。
決心は揺らぎません。
それぐらいの逆風は受けて立ちます。
皆、何か違うことをしようと思った時に、反対にあった経験があるでしょう。
それでも気持ちが揺らがなかった時は、決心が固かったはずです。
もしドリームキラーが多い環境にあなたがいるのなら、
変化を嫌がる人たち、現状維持したい人たちが周りにいる環境です。
あなたは、その環境の中でずっと過ごしたいですか?
それとも、変化を応援してくれる人たちがいる環境にいたいですか?
後者であれば、今の環境、人間関係を変えることも
視野に入れて行動しましょう。
人を変えることはできないが、自分が変わることはできる
人を変えることはできません。
変わるなら自分か、環境です。
変化し続ける人たちがいる環境、
夢実現に向けて前向きに行動する人が多い環境では、
足を引っ張るどころか、応援してくれます。
自分のその影響を受けて、
夢を実現できる、
夢に向かっていいんだ
と思うようになり、行動が変わっていきます。