前向きに好奇心を持つと世界が明るくなる
気持ちを明るい未来に向けるにはどうすればいいか?
まずはいろんなことに好奇心を持ちましょう。
「好奇心を持つ」というのは「興味関心を持つ」ことです。
「興味関心を持つ」のは「知りたい」欲求があるということです。
「知りたい」というのは前向きな思考です。
遊び心が眠っています。
「この機械の仕組みがどうなっているか知りたい」
「人類の英知を知りたい」
「究極のオムライスの作り方を知りたい」など。
「知りたい欲求」「知ることの楽しみ」でワクワクできます。
些細なことでいいです。
曼荼羅の描き方とか、健康的な歩き方、メイクの仕方,etc.
もっと単純なことでもいいです。
豊かな好奇心を持つと心が豊かになる
自分が子供だった頃を思い出してください。
小さな子供の頃はきっといろんなことがキラキラと輝いていたでしょう。
アリが歩くのをただみていたり、
土手でごろっと寝転がって空を見たり、
カーテンの模様に人の顔を見たり。
ずっと絵を描いていたり、
電車を見るのが好きだったり。
新しいこと、知らないことだらけです。
小さな子供は、紙を破るだけでも何回も楽しみます。
なぜなら一回一回、違う破れ方をするのが面白いからです。
その時に聞こえる音だって違います。
それが興味深くて、手当たり次第紙を破ります。
それが楽しくてしょうがない。
そんな風にちょっとしたことに興味、好奇心を持つこと。
ティッシュを放り投げて、落ちてくる様を観察する。
これも毎回違う落ち方をします。
毎回それに新鮮に面白みを感じる人がいたら、いまだに子供心を忘れてない人です。
こういうことができると毎日が楽しくなります。
空の雲も一度だって同じ配置や形になることはありません。
空を見上げるたびに違う光景が現れます。
なんで雲ができるのだろう?
空はなぜ青いのだろう?
なぜ空気に色はついてないんだろう?
そんなことを考えて過ごす1日は楽しいものです。
結果を求め出すと、遊ばなくなる
大人になると、
「詩人みたいにそんなこと考えたってどうなるんだい?」
「そんなことより稼ぐ方法や出世することでも考えたら?」
と結果主義になって「無駄なことはするな」と言われます。
そして輝いていた世界は、灰色に染まっていきます。
多くの人はだんだんとそれに慣れて、それが普通だと思うようになります。
好奇心や遊び心を失うと、不安が心を占めやすくなります。
なぜなら想像力を失っているから。
不安から発する「知りたい」は不安に導かれます。
「この先どうなっていくか知りたい」「老後にお金があるか知りたい(心配だ)」など。
「不安だから知りたい」は好奇心とは違います。
先のことを想像する力を失い、メディアやまわりの人たちの言うことに翻弄されます。
あなたの未来は、今のあなたの思い描くことや言動で決まっていきます。
まずは自分の好奇心、想像力を取り戻していきましょう。
その好奇心を追い続け、クリエイティブな仕事や何かの研究に携わる人もいます。
空いた時間は好きなことをして過ごそう
今は新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす機会も増えています。もし自由にできる時間が増えているなら、そんな風に身の回りのことを好奇心をもって眺めてみましょう。
絵を描いたり、本を読んだり、掃除をしたり、山歩きをしてみたり。
いつもしないことや、ずっとしたかったことをするいい機会です。
無駄だと思えることができるのは心に余裕があるからです。
「忙しくしていなくても大丈夫」って思えるから。
多くの人が何もしない時間を持ったり、無駄に時間を過ごすことに罪悪感を感じます。
自分を無価値だと思いたくないから。
でもこの機会にあえてそういう時間を作りましょう。
これはすごく豊かなことです。そうすることで、いろんなことで頭をいっぱいにして忙しく動いている時には見えていなかったことがみえてくるでしょう。
あなたの心を豊かにしていきましょう。
悦月(えつき)