予測不可能だからおもしろい
人生は何が起こるかわかりません。
ある程度は推測可能です。
けれども100%コントロールはできません。
もしできたとしたら、予測可能のつまらない人生となってしまいます。
予測不可能のことが起こるからたいへんだし、おもしろくもあります。
私たちはみんな、なんらかの願いを持っています。
生物としては、生きたい、子孫を残したいという願い。
個人的には他にもいろいろあるでしょう。
「私は自分が何が欲しいのか、したいのかよくわかりません」という人でも、食べたい、寝たいなどの欲求はあります。当たり前にできていることはいつもしていることなので、通常、したいことにはカウントしません。なので「したいことがわからない」といいます。
メリットがあるからそれをする
私たちはいつもやりたいことをやっています。やりたくないことをやっているという人は、やりたくないことをやることがやりたいことになっています。本当にやりたくなければやっていないでしょう。
本当は好きなことをしていたいけど、仕事や子供の世話、親の介護があるから、という場合、その事情が生じているのは、それ自体がやりたいことではなくても、それをするメリットがあるから生じています。
お金が欲しい
家族を幸せにしたい
いい親でありたい
親孝行したい
いい人だと思われたい
あるいは、それらに対する不安が優っているとそういう出来事が生じます。
すべてはあなたの思い描いた通り
ならば、見方を変えてみましょう。
あなたに起こる出来事はすべてあなたが欲しているから起きているのだ、と。
そうはいっても、望んでいないと思うことも多々起きます。
その場合は、心のどこかで、それを望んでいる自分がいないか、しっかりと見つめ直すと良いでしょう。現象そのものではなく、自分の心の奥を見てみましょう。
結婚したいといいながら、結婚できないと言っている人は、きっと本音は結婚したくないのか、結婚することへの恐れが強いのか?
現状をいったん「これは私が望んだ状況」と受け取ってみると、なにか違うものや可能性が見えてくるのではないでしょうか?
自分に正直に生きるのはたいへん?
私たちは自分の本当の気持ちを勘違いしていたり、ごまかしていることがよくあります。
自分の正直な気持ちに気づかない方が楽だと思っているのかもしれません。
今の社会では、自分に正直に生きようとする方が大変だと思っていませんか?
そう思っていれば、そうなります。
その思いを基準にして物事を見て、行動しますから。
その思いそのものを見直すことで、違う世界が見えてきます。
すると、自分の気持ちに正直になることも悪くないと思えてきます。
どう生きるか?
それは自分で決めましょう。
悦月(えつき)