自分の命(時間)は大切に使おう
会うたびにドッと疲れたり、一緒にいるだけで、一方的にエネルギーを吸い取ってしまう人がいます。そういう人とは会わないほうがいいです。
時間は命です。
自分のエネルギー値が下がることに時間を費やすのは命の無駄遣いです。
断るのは悪いと思って会ったとしても、相手にとってもいい時間とはなりません。
自分の命(時間)は大切に使いましょう。
それでその人との関係が切れたとしても、しかたありません。
もうエネルギーが違ってしまっているなら、無理して一緒にいる必要はありません。
望まないことを引き寄せてしまう人
エネルギーが変わってしまった場合は自分で縁を切ろうとしなくても、自然と縁遠くなることがほとんどです。
もし自分が嫌なのに、相手がコンタクトを求めてくる場合、あなたの中に何か未消化なものがあるのでしょう。
罪悪感、同情、後ろめたさ、嫌われたくない、いい人でいたい、薄情な人だと思われたくない、恐れ、抑圧された感情、など。
また、「絶対に会いたくない」「嫌だ」は、自分の中に拒否反応があります。
そこに恐れが潜んでいます。
「嫌だ、嫌だ」という思いにフォーカスするのではなく、なんで嫌だと思うのか?
その裏には、過去にこういうことがあったから、またそれが起こるのが嫌だという、隠された思いが潜んでいます。あるいは、あなたの価値観や信念に基づくことかもしれません。
その場合は相手ではなく、自分の問題です。
その人に会わなければ解決、とはなりません。
その人に会わないようにしても、また似た人が現れるでしょう。
感情で現実を判断しない
自分の中に潜む恐れを極端に怖がってないか、その恐れは本当に起こるのか、理性で冷静にのぞいでみると、過剰反応している自分に気づきます。
恐れや不安は、過去の感情がベースになっています。感情と引き離して冷静に理性で判断すると、そこまで恐れる必要がないことに気づきます。
これはその内容によっては、自分一人でするより、その専門家に導いてもらう方がいいでしょう。
嫌な人が目の前に現れる時は、自分の内面のネガティブな思いを見つめ直せる時です。その人があなたのこだわりを見せてくれています。いわば、チャンスです。
あなたがこだわっているから嫌だと思います。
嫌だと思っているから、それに遭遇します。
が、いつもチャンスなわけではないです。
親やパートナー、職場の人など、いつも近くにいる人に、ネガティブなことばかり言われ、神経質になっているのなら、それはチャンスではなく、いったん距離を置くべきです。
自分自身を取り戻すことが先決です。
ある程度、取り戻せたら向き合えます。
どちらにしろ過去に生きないことがポイントとなります。
悦月(えつき)