今までの教訓は過去の産物
自分は弱い。
まわりの人の影響を受けやすい。
緊張しやすい。
動揺しやすい。
など思っていると不安になりやすいです。
きっとあなたには過去にそう感じたことがあるのでしょう。
その時の嫌な経験を思い出します。
そしてまたそれが繰り返されると思って不安になります。
私は弱いから、無茶しないようにしなくては。
人のエネルギーを受けたくないからなるべく外に出ないようにしよう。
緊張しやすいから目立たないようにしよう。
動揺しやすいから人には会わないようにしよう。
と事前に対策を立てます。
以前と同じ思いをするのは嫌だ、
恥をかきたくない、
辛い思いをしたくない
今までの経験から教訓を得ています。
同じ思いをしたくないから、そうなるのを避けようとします。
これは守りであり、逃げの方向です。
確かにそうしていれば、害はないかもしれません。
が、あなた自身の行動範囲は狭まります。
あなたは萎縮して、安全な殻に閉じこもろうとしています。
こうしていれば、誰にも何も言われない、と。
自分を守りたければ、成長しよう
しかし、
失敗をすることで学べる。
恥はかいてなんぼのもの。
初めてのことはうまくいかなくて当然。
人と違うことをすれば叩かれる。
(出る杭は打たれる)
とあらかじめ覚悟していれば、
先に心の準備ができているのでへこたれません。
実際にそうなっても、「来た来た!」
と冷静に向き合うことができます。
それは想定内のハプニングとなります。
恐怖や不安は、「嫌だ、怖い」と逃げていると
どんどんとあなたの背後で大きくなります。
反対に、逃げるのをやめ、直面してにらみ返すと、
その恐れはどんどん小さくなっていきます。
何があっても大丈夫、あなたは対処できる
「私はたいていのことは大丈夫」
なにものにもビクともしない鋼鉄の心を持っていると思っていれば、
たいていのことは跳ね返せるようになります。
七転び八起き。
倒れても起き上がるだるまさんになりましょう。
そうするうちに、
転んでもただでは起きないタフさが身についていきます。
悦月(えつき)