被害者意識を捨てると、人生は好転する
「許可」「自己受容」
子供の頃に、親、兄弟、親戚、先生、友人、近所の人たちの誰かに
拒否られたり、批判されたり、理不尽に叱られたり、裏切られたり、
という経験をしたことのない人はいないでしょう。
子供の頃の自己受容の度合いは、人それぞれです。
その後の人生は、それによって大きく影響されます。
スタートラインが皆、違います。
楽々ゴールに向かう人もいます。
スタートから捻挫していたり、重荷を背負わされている人もいます。
だからといって、そのことにずっと不平不満を言っていても
人生は変わりません。
「犠牲者であるという自分」からできるだけ早く脱出することが、
より良い人生を歩む秘訣です。
子供から見た親は、絶対的な存在
大人になることは、純粋な子供から見たら、
ずる賢くなることに見えるでしょう。
そんな大人になりたくないと思いながらも、
大人社会に入れば、そうならざるを得ない部分も出てきます。
子供の頃は、親が絶対的な存在です。
いわば、神です。
親に、神に愛されなくなったら、自分は生きていけない。
そんな風に思います。
だから、親に十分に愛されてないと感じている人は、
自己承認できなかったり、ずっと愛を求めてさまよいます。
「愛されれば、きっとうまくいく」と思ってしまいます。
大人のあなたは自分で考えて決めることができる
大人になることで、いいこともあります。
それは、
自分で考えることができる
自分で決めることができる
ということ。
あなたはいつまでも親に服従しなければならない子供である必要はありません。
自立の道を選ぶことができます。
親との関係が良好になれば、人生は確実に向上する
最初に「許し」「自己受容」と書きました。
自分を許すことができれば、人を許すことができます。
ありのままの自分をもっと受け入れることができます。
そのためには、親との関わりを見直すことが大事です。
親を許せたら、被害者意識を手放せたら、
自分をもっと受け入れることができるようになります。
もしあなたと親との関係が良好でなければ、
自分の親に対する思いを見直してみましょう。
親を変えようと思っても変わりませんが、
自分の親への思いが変われば、必然的に過去も現実も変わっていきます。
これは感情が絡みますので、
スイッチを切り替えるように簡単には
変えられませんが、変えることはできます。
自己受容ができてないと思う人は、
あるがままの親を受け入れているか?
を見つめてみましょう。
PS.
受け入れてなかったとしても、「そうなんだー」と思うだけにしましょう。
そこに正義の判断を下さないように。
悦月(えつき)