エピソード1:神話の国、出雲に育って

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神話の国、出雲に育つ

出雲は、山陰という名前のごとく、山の陰で曇りや雨が多い地方です。
中国山地と日本海の間の田舎の人口3万人の町で育ちました。

同じ人、同じ習慣、同じ言語(出雲弁)。
変化なく過ごすのが当たり前。

田舎ですので、人の噂話が絶えません。
「どこの誰がなにをした」という話はすぐに広まります。

母は長男の嫁として本家に嫁いでいました。
私は祖父母と両親と兄の6人で暮らしてました。

母は「まわりの人が見たらどう思うか」と人目をすごく気にしていました。
私にいつも「人が見ているからちゃんとしなさい」と言ってました。

私は対人関係はシャイな子でしたし、基本、従順でしたので、人目を気にするようになりました。大人になるまで親戚は怖い人たちだと思い込んでいました。全然そんなことなかったのですが。

親は二人とも「大人になったら公務員か、銀行員になりなさい」というタイプのごく普通の常識的な人たちでした。ちなみに母は市役所に勤めてたそうです。

毎朝夕、祖母が仏壇でお経を唱え、新しくご飯を炊いたら仏壇に供えるという、古いしきたりを残した家でした。

エピソード2へつづく

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