あなたの中に眠るもうひとつの意識

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あなたの肉体はあなたのものですか?

あなたは自分の体を手放せますか?

私たちはこの世に生まれた時から、肉体を持っています。
細胞はどんどん変わっていきます。今のあなたの肉体は、生まれた時のあなたの肉体とはまったく別の物質になっています。

では、生まれた時のあなたと今のあなたは同じですか?
それとも違いますか?

と聞かれたら、ちょっと答えに躊躇してしまいますね。物理的には、あなたを構成する物質はすべて入れ替わっているわけですから。考え方なども変化していきますし。

じゃあ、何があなたという存在をあなたたらしめているのか?

通常、赤ちゃんの頃の自分がそのまま今の自分に成長したと思っています。
でも「本当でしょうか?」と聞かれれば、

うーん、きっとそうでしょう。
子供の頃の写真も残ってるし、親もそう思ってるし…

と答えますが、確固とした根拠があるわけではありません。

DNA検査をすれば、その親の子かどうかははわかるでしょうが、写真や記憶に残っている自分が今の自分かどうかを証明するすべはありません。

結局のところ、あなたが、子供の頃のあなたと同一人物だと証明するものは、親と自分の証言とDNA鑑定ぐらいでしょうか?

しかし記憶はあてになりません。

今ある自分の肉体が自分の肉体であることは自明の理に思えるので、そこを疑う人はいません。もっと未来になって、義体や人造人間が増えれば、また話は別ですが。

「私」はどこにいるのか?

物理的にはすっかり入れ替わって別物なのに、なぜ子供の頃の自分と今の自分は同じ自分であると言えるのか?

そこを疑ってみると、自分が自分の肉体にいるってどういうこと? と根元的な疑問が出てきます。

なぜ私はこの体を自分(の体)だと思っているのか?
記憶はどこからきたのか? どこにあるのか?

「私」はどこにいるのか?

脳なのか?心臓か?腹か?骨か?
身体のどこかなのか?
情報としてあるのか?魂か?
記憶か?
宇宙か?

自分のコントロールを手放せるか?

話を戻して、

「自分の体を手放す」って死ぬってことですか?と聞かれそうですが、そうではありません。自分のコントロールを手放せるか?という話です。

私たちは必要以上に体を束縛しています。健康管理もそうですが、動かし方もそうです。
意識で動かそうとするから、無駄な力が入ったり、人工的な動きになります。

体と心は関連しています。
心の不調は体に出ます。

ここでいう「体を手放す」とは、「肉体に巣食うあなたの意識を取り除けますか?」ということです。

あなたの肉体のあちらこちらに散らばっているあなたの意識を取り払い、本来の純粋な肉体のままでいられますか?

体から、少なくとも意識できる範囲の個人的な感情や記憶を切り離して、意識で縛るのをやめてみましょう。顕在意識と肉体を分離するに近いです。

自分の中に潜むもうひとりの自分

むずかしそうですが、ぐっすり寝ている時にはそれをしています。
自我意識が眠っているから、体はそれに束縛されてません。
潜在意識は活動していますから、完全に自由になってはいませんが。

普段、意識でがんじがらめにしている体から顕在意識が抜けることで、体に眠る「野生の力」が目覚めます。その時に自分を観察できるとしたら、普段とは違う「意識」があることに気づきます。

それはあなたの言う通りに動くとは限りませんが、そちらにあなたの本当の力が潜んでいます。

現代では、ほとんどの人がそれを知らずして一生を終えます。今の社会を生きていくうえでは
とくに必要ないですから。

しかしこれからの時代は、それを知っていた方が有利でしょう。

自分の中に潜むもうひとりの自分みたいな感じです。

自分の中の怪物を知る

それをなんとなく感じている人たちにとって、それは脅威に映ります。
何かとんでもない怪物が自分の中に潜んでいるような。それを表に出すと勝手に暴走して、いろんなことが破壊されてしまうのでは?

そんな不安を感じます。

秩序側からみると、無秩序は恐ろしく感じられるものです。

ルールや理性に縛られない自分は破壊的に感じられます。
意識から見た無意識もそんな感じです。

無秩序、破壊的、化け物、カオス。

しかしそれをそうしてしまうのは実は理性のほう。
そちらに対応能力がないと、暴走してしまいます。

となると、それを生かすも殺すも普段の意識の有様次第となります。

無意識の話かと思ったら、顕在意識、自我意識の話に戻ってきました(笑)

悦月(えつき)

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